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2022年度 活動報告

 本年度は、新型コロナウイルス感染が依然として続いていたため、多くの活動に制限を受けました。 
 7月に企画した創立70周年記念式典などについては、式典及び記念講演を取りやめ、湘南鎌倉総合病院に出向き、医療従事者への感謝状及び車椅子17台並びに歩行器4台の寄贈のみを行いました。 

 本年度の新年会は、1月に3年ぶりに開催し、講師として4期目を迎えた松尾崇市長を招き、鎌倉市政の現状と課題について講演を伺いました。
 湘南鎌倉総合病院の救命救急センターに併設された外傷センターの開設を機に、11月に当院の施設見学会を実施しました。
 鎌倉の歴史に関するイベントとして、10月と12月に国宝館での北条氏展の見学及び2月に横浜国大附属小中学校敷地内における大倉幕府跡地発掘調査現場見学会への参加を実施しました。 

 総会については、コロナ禍により3年続けて書面評決により開催しました。 例会・分科会については、コロナ禍及び集会場所の確保難などの理由により残念ながら十分な活動ができませんでした。 理事会については、新たに4名の役員を迎えて、7回開催し、活発な議論を交わすことができました。 

 三日会会報は、会員への情報発信とともに会員間のコミュニケーションの場として、5月・9月・2月の3回発行しました。 ホームページについては、活動報告を中心に更新し、発信しました。

 昨年の九月に七十周年を迎えた鎌倉三日会は記念事業のひとつとして「医療従事者への 寄付」を会員に呼びかけ四十七万円の金額が集まりました。 寄付先である湘南鎌倉総合病院と検討の結果、すぐに役に立つ「車椅子十七台・歩行器 四台」を寄付となりました。

 一回目に企画された「式典及び講演並びに懇親会」はコロナ感染急拡大のため延期を余儀 なくされ、いよいよ今夏七月二十四日には式典及び講演並びに懇親会開催のため感謝状、 目録の用意が整い、篠崎伸明院長の講演会、式典会場には湘南鎌倉総合病院のスタッフが 寄付をした車椅子と歩行器を皆さんにご覧いただけるように持ち込んでいただく段取り になっていました。残念ながらコロナ感染拡大の脅威は続き、再度の延期決定は苦渋の 決断でありました。

 せめて感謝状、目録をお届けしたく篠崎院長に相談の結果,七月二十四日に贈呈式が実現 いたしました。湘南鎌倉総合病院からは篠崎伸明院長、芦原教之事務長、原田憲成課長(品 質管理室)の三名、人数制限のため、鎌倉三日会から渋谷会長、齋藤副会長、七十周年記念 事業実行委員長の中村副会長、鈴木宗夫実行委員、田中理事(寄付先を医療従事者とした発 案者)、江尻理事(総務)の六名が出席しました。

 渋谷会長による感謝状、目録の贈呈が行われたのち、篠崎伸明院長から鎌倉三日会のこれ までのサポート(湘南鎌倉総合病院と鎌倉医師会との相互補完性の強化、湘南鎌倉総合病院 が災害医療拠点病院への指定推進などの提言)、この度の医療従事者への寄付に心からの感謝の言葉を頂きました。現在未定の院長による講演会はコロナ禍の様子を見ながら必ず実 現するよう約束して頂きました。また、新設された救急センターなど病院の見学も企画して頂いています。会員の皆さんには楽しみにお待ち頂くようお願い致します。

 齋藤副会長の尽力により各マスコミに当日のお知らせが配信されました。当日は「鎌倉朝日」の編集長が取材に来られ八月一日号に「創立七十周年を迎えた鎌倉三日会会長渋谷哲男さん」「車椅子、歩行器湘南鎌倉病院へ」の二つの記事が掲載されました。他にタウンニ ュース八月五日号「三日会が車椅子等寄贈」掲載、J:COM鎌倉 八月十二日午前十時から 十時半までのニュースとして放映されました。

 本年度は、鎌倉三日会が目的とする「鎌倉市政の充実および市民生活の向上」に寄与する活動の原点に立ち戻り、会員一人ひとりの個性に満ちた知見・経験を活かし、分科会や例会などいろいろな会合を通じて、意見交換や議論の場を増やし、市民に、より身近な話題を採り上げて具体的な提案・提言を心掛けます。 

 70周年記念イヤーの一環として、本年7月以降に70周年記念式典・記念講演および記念誌の発行を実施します。 鎌倉の歴史が注目される中、会員の知見や経験を活かすとともに深めるイベントを企画します。 4期目を迎えた松尾市長をはじめ、市政のキーパーソンとの信頼関係を深め、常時、率直な意見交換が可能な環境作りに努めます。 

 また、これらの活動をすべての会員と共有できるよう、三日会会報やホームページの充実を図ります。 さらに、三日会の活性化を図るため、理事会の役員改選を機に新旧役員の交代を進め、併せて中長期を見据えた新しい人材発掘に皆様の積極的なご協力をお願い致します。

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